【セレッソ大阪#4】2025 J1 第4節 vsアルビレックス新潟

セレッソ大阪

こんにちは!Shawです。

開幕戦のダービーで5発大勝と良いスタートを切ったかに見えたセレッソ。

しかし、2連敗と勢いに乗り切れない出だしとなってしまいました。

この試合を自信につながる勝利とすることができるか。

負けた2試合を見ると、ハイプレスをかけられたときに、ビルドアップが機能しなくなる問題をどのように対処するかが求められそうです。

スタメン

中盤にいる北野は結果を残し調子のよさがうかがえます。

今の攻撃を引っ張っている北野の働きによって結果が左右しそうです。

新潟はボール保持をしながら裏を狙う動きを多くとってくるチーム。

セレッソは守備ブロックをコンパクトに保ちながら、裏のケアをしていくことが必要でしょう。

どちらも勝ちが欲しいチームの対戦、どちらが先に主導権を握るかが見ものです。

立て続けにゴールを狙うセレッソ

新潟ボールのキックオフ、長いボールを前線へ送る。

稲村のロングボールは新潟の明確な武器。

セレッソはその左足に警戒が必要だ。

立ち上がりは両チームともに守備を激しくしあう展開が予想されるため、良い守備から良い攻撃につなげていきたいところ。

新潟はボールホルダーへのプレスの意識が高く速いため、テンポよくボールを回していくことをセレッソは考えているだろう。

セレッソが立ち上がり、ボールを持つ時間が続く。

ボールを持った際には、舩木が田中の横に入り、ボール回しに関与する。

7分セレッソ決定機。

CKの流れから、ルーカスフェルナンデスが右サイドからクロス。

田中がドンピシャのヘッドで合わせるもセーブされる。

8分にもセレッソ決定機。

ルーカスフェルナンデスが右サイドから中央へクロス。

後ろから走りこんできたブエノが足で合わせるもバーに当たる。

セレッソは右サイドを起点にチャンスを作ることができている。

アンカー田中の脇をつく新潟の先制

セレッソはテンポよくボールを回す。

選手の距離感が非常によく、新潟を押し込む時間が続く。

しかし、16分新潟が先制。

田中の脇、奥田が上がっていたスペースを長谷川がつきボールキープ。

後ろから走りこんだCBの稲村が長谷川のパスをダイレクトシュート。

キーパーがはじき、こぼれ球を矢村がシュートを決める。

攻撃時のディフェンス管理が上手くいっていなかったセレッソの痛い失点。

ゴールを機に流れは新潟へ。

田中の脇のところを上手くついて攻撃をしてくる新潟。

セレッソはいったん守備の整理をした方がよい。

ワンチャンスをものしたセレッソが同点に

新潟は攻勢を強め、より裏の意識を色濃く出す。

特に左サイドでは谷口、前線では矢村が果敢に裏へ走っている。

セレッソは自分たちでボールを保持しても新潟の守備の網に引っかかり、アタッキングサードになかなか入れない。

序盤のようにサイドで基点を作っていきたいところ。

そんな新潟の流れの中、28分セレッソ同点。

ルーカスフェルナンデスが右サイドからクロス。

中央で待ち受けていた中島がヘディングでゴール隅に決める。

序盤から右サイドのルーカスフェルナンデスのところからチャンスクリエイトができていたため、ルーカスフェルナンデスにボールが行けば何かが起こりそうな気配がする。

セレッソとしてはワンチャンスをものにできた。

得点後、右サイドから押し込む時間を少しずつ作り出すことに成功していく。

しかし、試合は膠着したまま前半終了。

ハーフタイム

なかなかプレーが切れないスリリングな前半だった。

新潟が裏に抜ける意識が強く、またアンカーの田中の脇をしつこくついてきていたため、セレッソはその対応に苦慮していたという印象。

新潟セレッソ大阪
12シュート6
9枠内シュート4
48%ボール支配率52%
215(82%)パス(成功率)292(87%)
1オフサイド1
5コーナーキック4
0ファウル1
0/0警告/退場0/0

新潟の方が倍のシュートを放つ。

フィニッシュまでいくスピードが速く、効率的に攻めることができていると言える。

セレッソはルーカスフェルナンデスのいる右サイドから多くチャンスクリエイトできていたため、後半はより良い形で、ルーカスフェルナンデスにボールを入れていくことを考えるべきだろう。

新潟が勝ち越し弾

後半キックオフ。

セレッソはサイドでボールを持つことができている。

今後は中央、特に田中がボールを持った時に、選択肢を増やすことができるかがポイントになりそう。

ビルドアップ時に田中が1列下りて、空いたところに両SBが入ってくるという形をとっている。

すると、先にセレッソが動く。

54分チアゴアンドラ―デ・舩木OUT、阪田・高橋IN。

左サイドを交代。

高橋はJリーグデビュー戦。

左サイドは機能していなかっただけに、フレッシュな若い二人を活かすことができるかカギになりそう。

お互いのサイドの攻防は前半同様に見ごたえがある。

どちらが優位を作るかが今後の展開を左右しそうだ。

阪田はシンプルに裏を狙う動きを多くとっている様子。

試合が膠着する62分長谷川が勝ち越し弾。

新井が左サイドへ展開。

ボールを受けた堀米が中へクロス。

長谷川がニアで頭で合わせて新潟勝ち越し。

メンバー変更で局面打開を図る両者

ゴール後、両チームともメンバー変更。

新潟は太田・谷口OUT、ダニーロゴメス・奥村IN。

新潟はサイドの攻防が激しくなる中で、強度を保つ意味でも交代を行ったか。

新潟としては落ち着いてゲームをコントロールしたいところ。

セレッソはブエノOUT、喜田N。

セレッソは喜田と田中のダブルボランチに。

立ち位置的には田中が低め、喜田が高め。

それでもうまくいかないセレッソはルーカスフェルナンデスに代わり、柴山を投入。

局面の打開を図る。

ルーカスフェルナンデスよりスピードのある柴山が入ったことにより、右サイドの裏への意識が高まった様子。

クロージングを狙う新潟

試合は新潟が徐々にクロージングにかかっていく。

今日得点の長谷川・矢村に代えて、ジェイソンゲリア・小見を投入。

より守備を重視して5バックにする。

しかし、セレッソはアディショナルタイムに同点に追いつく。

高橋が右ポケットから中央へ折り返し。

キーパーがはじいたところをハットンが押し込む。

少ないチャンスをものにすることができた。

試合はこのまま終了。

雑感

セレッソは分厚い新潟の守備を最後の最後にこじ開けることができました。

攻撃の厚みを見せてくれた後半アディショナルタイムでした。

攻撃は上手くいっているだけに、失点数が多いことが気になります。

4試合全て2失点。

これを改善していかなければ勝ち点はついてこないでしょう。

パパス監督の最初の課題は堅い守備の構築でしょうか。

新潟セレッソ大阪
17シュート9
12枠内シュート5
50%ボール支配率50%
425(78%)パス(成功率)524(82%)
4オフサイド1
9コーナーキック5
4ファウル10
0/0警告/退場0/0

スタッツを見ると、シュートは新潟の方が倍打っていました。

枠内シュートも多かっただけに、新潟としては決め切りたかったという展開でしょう。

セレッソは何とかしのぐことができていたが、自分たちから守備を仕掛けられるようにならなければいけないというところでしょうか。

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